腰痛の治療では、
アメリカ政府による
「腰痛ガイドライン」で
カイロプラクティックの有効性が
示されています。

YOTSU

腰痛の原因って?
実際の腰痛の症例

現代人が腰痛を抱える確率はとても高く、一生のうちに80%近くの人が一度は腰痛になるといわれています。 腰痛になったら整形外科へ、と思っている方も多いかもしれません。 とても身近な腰痛ですが、実は医学では腰痛の実態が未だ解明されていません。
整形外科などの現代医学がもっとも苦手とするものがこの腰痛なのです。

  • 腰が常に重くだるい
  • 長く座っていると腰が痛くなってくる
  • 朝起きた時に腰が痛い
  • 腰を反らすと痛む
  • 腰が痛くて前屈ができない

腰痛には「危険な腰痛」や「病気による腰痛」があり、まずはそれに当てはまるかどうかを確認しなくてはいけません。例えば、

  • 骨盤内や内臓の悪性腫瘍
  • 脊椎炎
  • 腰椎圧迫骨折
  • 動脈瘤
  • 腎結石、尿管結石

次に、器質的な問題のある腰痛か。言い換えると、外科的な手術が必要な変形があるかを判断します。

  • ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症

これらの「危険な腰痛」や「器質的な腰痛」はおおむねレントゲンやMRI、血液検査で原因が特定でき、手術や投薬が必要な腰痛です。ですが、これらすべてを合わせても腰痛の原因の20~30%にも満たないのです。

では、その他の80%の腰痛は何かというと、「機能的な腰痛」と言われ、検査で原因が特定できない・手術が出来ない腰痛になります。腰痛の80%は医学が不得意とする実態の証明できない腰痛です。

腰部は第一~第五腰椎と骨盤(仙骨と腸骨)という骨と、それを支える強靱な靭帯と筋肉で構成されています。この周囲の筋肉や関節、靭帯、神経などに問題が起きて痛みが生じたものが腰痛です。 腰椎は前に凸のカーブをを描いていて、その彎曲をバランスよく筋肉が支えることで体重や重力の負荷を分散・軽減させています。この彎曲はとても重要なものなのです。

ほとんどの場合、レントゲンやMRIなどを行っても原因がはっきりせず、「年齢のせいですね」「ここの関節が少し狭くなっているかな」「湿布で様子を見て」せっかく病院に行ったのになんだかすっきりしないなぁという方も多いです。 80%の腰痛は医学的な検査では特に異常がないことも多いのです。原因になっているのは、そういった病院の検査では見えない不良姿勢や運動不足、疲労による腰椎・骨盤のゆがみと筋肉の過緊張です。

CHIROPRACTIC CARE

カイロプラクティックによる
腰痛のケア

腰痛のケア

大きく分けて腰痛の原因となる姿勢は3パターンあります。

1つはデスクワークや家事など、座りっぱなしや前かがみが多い姿勢で、腰椎のカーブが失われ、荷重が分散されなくなった状態です。 椎間板に負担がかかりやすく、背部の筋肉が疲労しやすい姿勢です。
2つめは反り腰姿勢です。 もともとの姿勢の癖であったり、腹筋が弱っているために骨盤の傾きが保てなくなっている場合が多いです。 反り腰姿勢は腰椎の関節や腰椎・骨盤間のじん帯にも負担がかかりやすい姿勢です。
3つめは左右に歪んだ姿勢です。 足を組む癖や片足に体重をかける癖のある人に多いです。もちろん反り腰などと同時に起こることもあります。 左右のゆがみがある人は片方の殿部や股関節の痛み、足のしびれもあったりします。

いずれの姿勢も腰椎(特に下部腰椎)や骨盤にゆがみを引き起こします。 バランスの悪い姿勢を支えるために筋肉も緊張し柔軟性が失われてしまいます。 時には慢性腰痛がぎっくり腰の引き金になったり、ぎっくり腰を放っておいたために慢性腰痛になってしまうこともあります。

カイロプラクティック治療では多くの病院で行われる対症療法ではなく、腰や骨盤のどの関節に負荷がかかっているか、 どの筋肉が緊張して痛みを引き起こしているかをこまかく判断し、施術を行なっていきます。 同時に腰部に負担を加えるほかの要素(股関節のゆがみなど)も検査・施術し根本改善を目指していきます。 アメリカ政府による「腰痛ガイドライン」では、腰痛に対するカイロプラクティックの有効性が示されています。

CASE

症例報告:夜も眠れない腰痛と足のしびれ

腰痛と足のしびれで当院に来院される患者様の症状から検査・原因と、症例に合わせた施術をご紹介します。
症例報告と似たような症状でお悩みの方は、改善される可能性がありますのでお気軽にご相談ください。

夜も眠れない腰痛と足のしびれ

患者様

数ヶ月前から腰痛と、それに伴う足のしびれが出てきました。最初は「無理をしなければそのうち良くなる」と思っていました。日中は長い時間座っていたり、動きすぎたりすると痛くなってきます。そのため運動もできず、家事もセーブしてやりようにしています。
夜はもっともつらい時間です。横になっているとだんだん痛くなってくるため、ゆっくり寝れないのです。少しすると痛みで目が覚めてしまい、部屋の中を歩き回って痛みを紛らわします。睡眠不足も重なってどんどん悪くなっている気がしています。

検査

今回の検査では、下記の症状が見られました。

  • 仙腸関節の機能障害(骨盤の関節に可動性の減少がみられる)
  • 殿筋郡が仙骨に沿って過剰に緊張
  • 大腿四頭筋(主に外側広筋)の緊張
  • 股関節外旋(立位でかかとを軸につま先を開く動き)の可動域が減少
  • そけい部に張りがみられる

原因

仙腸関節の機能障害により、腰痛とその周囲の筋肉に更なる緊張を引き起こしているようでした。臀部の筋肉にはトリガーポイントという圧痛点ができており、これが足への痛みの引き金となっていました。

トリガーポイントは、その場所の周囲や少し離れた場所へ「関連痛」という痛みやしびれを引き起こします。
臀部の筋肉では大腿後面から足にかけてや大腿外側から膝下外側などに痛みを引き起こし、坐骨神経痛と間違えることも多々あります。

また、股間の外旋制限と外側広筋の緊張が強く、そのせいで長時間の活動では足が痛くなったり、関連痛がひどくなっているようでした。

施術

まずは痛みのせいでほとんど寝れていない状態を改善することを最初の目標にしました。
やはりいくら施術をしても睡眠が取れなければ効果はがくっと落ちてしまいます。まずは3~4時間でも連続して休むことで身体が回復する時間をつくらなくてはいけません。
寝ている時に腰が痛くなってくるのは、重力で背骨のS字カーブがつぶされてしまっていることが多いです。なので、仙腸関節や腰椎へのアジャストメントと周囲の筋肉の調整を行い、S字カーブが長時間の重力負荷にも耐えられるように柔軟性をつけていきました。

また、首周囲の緊張もあったため、良い睡眠を促すために頚椎や肩甲骨周りの姿勢も整えていきました。頚椎には副交感神経が集中しているため、この部位の緊張が副交感神経の働きに悪影響を及ぼして睡眠やリラックスが上手にできなくなってしまうことがあります。

その後は大腿部の筋肉の柔軟性と股関節の矯正を行い、股関節周囲の負荷がすぐに腰へと影響しないようにしていきます。

何度か施術は必要でしたが、2ヶ月ほどたつ頃には睡眠も回復し始め、それと共に症状の緩和も良くなってきました。現在では施術間隔も1ヶ月に近づき、運動不足解消もかねてストレッチなどを多めに入れながらメンテナンスをされています。

コメント

清

多くの現代人が抱えている腰痛や臀部痛のトラブル

その症状の内容や度合いも人それぞれです。重い症状だから治りが悪い、とも限りませんが、長く放置すればするほど治りにくいというのは事実です。良く軽い腰痛がある患者様に「この程度でカイロプラクティックを受けにきても良かったでしょうか。」と聞かれる事がありますが、軽い症状の方ほど長く放置してしまいがちです。放置すればするほど根の深い問題になることもありますのでどんな腰痛でも気軽にご相談ください。

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