頭痛の治療には
カイロプラクティックが
大変効果的です。

ZUTSU

頭痛の原因って?
実際の頭痛の症例

頭痛とは、頭頸部の筋肉や関節・血管・神経などが刺激を受けて痛みを発している状態です。

頭痛の原因になっている組織や原因、メカニズムは様々で、多くみられるものとして、緊張型頭痛、片頭痛、頸椎原性頭痛などがあり、これらの頭痛には血管の収縮・拡張、筋肉の緊張や弱化、関節のズレのような問題が大きく関わっています。
その他、頻度は少ないですが、群発性頭痛、高血圧性頭痛などもあります。

まず、頭痛にはどんな種類があるのかを確認し、ご自身の頭痛がどのタイプなのかを理解することが大切です。

1.緊張型頭痛

  • 筋肉の緊張によるこりや関連痛による。
  • 3ヶ月以上にわかり、平均して1ヶ月1~15日未満の頻度で痛みを感じる。
  • 頭を締め付けられたような痛みを感じる。
  • 後頭部を中心に、側頭部や首筋にかけて痛む。
  • 急にじわじわと痛くなり、痛みが長時間続く。
  • 目の疲れや目眩を感じることがある。

2.片頭痛・偏頭痛

  • こめかみ付近の三叉神経が刺激されることによる
  • 月に1~2度、もしくは1週間に1~2度発生する。
  • 1度発生すると4~72時間は痛みを感じる。
  • 脈とともに「ズキズキ」「ガンガン」痛む。
  • 吐き気や嘔吐をともなうこともある。
  • 強い光や大きな音、においに過敏になる。
  • 頭痛が始まる前に目の前がチカチカする

3.頸椎原性頭痛

  • 頚椎が原因で頚部の神経を刺激した状態。
  • 首の筋肉の硬直感、一定の方向に向きづらい。
  • 頭や首筋は衝撃などの怪我されたことが多い。
  • 後頭部,頭頂、こめかみや額や眼窩の周辺に鈍痛や痛み。
  • 首の上部にもこりや痛みを感じる。
  • 痛み止めがあまり効かない

4.群発性頭痛

  • 頻度は低いが女性より男性に起こりやすい。
  • 1~2年に1回、毎日のように痛む日々が続く(痛みは数週間~数ヶ月続く)
  • 目の奥やこめかみのあたりをえぐられるような痛み。
  • 頭を鈍器で殴られるようなとても激しい痛み。
  • 激しい痛みが1時間程度続き、ゆっくり治まってくる。
  • 睡眠中に痛みを感じて目を覚ましてしまう。
  • 頭痛で痛む側の目が充血したり、涙や鼻水がでることがある。

5.高血圧性頭痛

  • 高血圧の人は必ず起こるわけではない。
  • 脳の血管の働きに異常が起こり、脳が腫れる。
  • 様々な脳障害を起こしている可能性がある。

6.腫瘍

  • 良性腫瘍(下垂体腫瘍など)と悪性腫瘍がある
  • 寝ても常に痛い
  • 視力低下などの症状が伴う
  • 下垂体腫瘍の場合ホルモンの関係からだるさを伴う

ご自身の頭痛がどのタイプからくる頭痛なのか、見つかりましたでしょうか。
もちろん、複数の原因が重なり頭痛がひどくなっている場合もございます。原因を追求し根本改善に向けての施術を行うことが大切です。

特に、5.高血圧性頭痛、6.腫瘍による頭痛は危険な頭痛です。高血圧性頭痛はかなりの高血圧の場合に起こりえるので、その場合すでに病院にかかっていることが多いでしょう。

CHIROPRACTIC CARE

カイロプラクティックによる
頭痛のケア

頭痛のケア

頭痛を原因から整えるのにカイロプラクティック治療は大変効果的で、ズレや筋肉に対して治療を行なうのはもちろん、姿勢や生活習慣に関するアドバイスを行うことで頭痛が起こりにくい身体づくりのお手伝いをしていきます。

また、頭痛の中には脳や全身の病気が原因で起きているものもあります。そのような病気の疑いがある場合、カイロプラクティック治療の適応外となってしまうのですが、問診や検査によって鑑別を行い、他の医療機関への受診を促すこともできます。

CASE

症例報告:後頭部から頭全体を覆う重い頭痛

頭痛で当院に来院される患者様の症状から検査・原因と、症例に合わせた施術をご紹介します。
症例報告と似たような症状でお悩みの方は、改善される可能性がありますのでお気軽にご相談ください。

職業病と思い痛み止めを飲んだりしてごまかしてきました。

患者様

仕事でデスクワークをしています。細かな数字などを扱う仕事で、繁忙期には休日出勤も珍しくありません。以前から頭痛には悩まされていましたが、職業病と思い痛み止めを飲んだりしてごまかしてきました。
頭痛が出るのはだいたい夕方の疲れが溜まってきた時間帯で、肩こりがひどくなると共に出てきます。後頭部を中心に、頭全体を締め付けるような重い傷みを感じます。
痛み止めを飲めば比較的楽になります。ですが、最近は忙しかったこともあり、朝起きた時から頭痛を感じることが増えてきました。 いつもは夕方になると頭痛が出ていたのでなんとか頑張って仕事をこなしてきましたが、朝からとなると起き上がる気力も沸きません。枕が合っていないこともあるのかと、そちらも合わせて相談に来ました。

検査

今回の検査では、下記の症状が見られました。

  • 血圧や脳血管障害の兆候は問題なし。
  • 首が前に倒れ、頚椎ストレートネックの傾向がみられる
  • 猫背の姿勢も強い
  • 頚部後頭下筋郡に緊張と圧痛、頭部への関連痛がみられる。
  • 頚部を前から支える胸鎖乳突筋に緊張がみられる

原因

頭痛の原因は90%近くが問診で鑑別することができるといわれています。
今回の患者様の特徴としては、肩こりとともに出てくる頭全体の重い頭痛、ということで筋緊張性頭痛の可能性が高いです。

痛み止めで改善しやすいというのも緊張性頭痛の特徴です。
激しい頭痛や言語障害など、脳血管障害など危険な頭痛の問題も無さそうなので筋緊張性頭痛を確認するための検査を行いました。

緊張性頭痛は頚部や頭部の筋肉に負担がかかったことにより、筋肉由来の痛みが頭に広がる頭痛なのですが、その根本原因のひとつに「ストレートネック」があります。
ストレートネックの特徴は前方に倒れた頚部と、胸鎖乳突筋の緊張と後頭部付け根の筋肉の緊張です。この患者様にもこれらの特徴がやはり見られました。

デスクワークなどの不良姿勢が続いた結果、ストレートネックになってしまい、頭を支えきれなくなった頚部の筋肉により筋緊張性頭痛を引き起こしたのでしょう。

施術

まずは痛みの原因になっている筋肉の緊張を取るために、頚部の筋肉をしっかりとゆるめ頚椎をアジャストメント(矯正)していきます。頚椎をアジャストメントすると首の可動域が広がり動きもスムーズになるため、頚部の筋肉への負担も大幅に減少します。

後頭下筋郡、特に頭蓋骨と第1頚椎をつなぐ筋肉には圧痛点がみられたおで、丁寧にゆるめていきます。ここまででだいぶ痛みは軽減されてきたと思います。

次に、根本原因となっているストレートネックの状態を改善させるための施術をしていきます。

下部頚椎をしっかりと矯正すると首を後ろに反りやすくなるため、前方に出ていた頚部を体幹の真上に戻しやすくなります。

ストレートネック改善のためには猫背の矯正も必要なので、肩甲骨や胸椎を中心にしっかり伸びた姿勢が保てるようにしていきました。

コメント

清

根本原因を改善していくことで頭痛の頻度や強さを改善していくことができます。

当日だけでも頭痛はだいぶ良くなっていただけましたが、痛みをとるだけでなく根本原因を改善していくことで頭痛の頻度や強さを改善していくことができます。頭痛はどんな頭痛でも痛み止めで改善するとは限りません。ご自身の判断では、偏頭痛だと思っていたら違ったということも珍しくありません。

頭痛のタイプを判断し、適切な対処をすることが大事です。それさえできれば長年頭痛持ちという方でも十分改善できる可能性があります。ぜひ一度施術を受けてみてください。

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